フランスで最も高さのある大聖堂の1つ(アーチ型天井高42m)。ステンドグラスのコレクション(13世紀-21世紀)は、ヨーロッパ最大(総面積6500㎡)の作品です。これらのステンドグラスの作者は、ヴァランタン・ブーシュ、マルク・シャガール、ジャック・ヴィロン、ロジェ・ビシエール、最も新しい作品はキムスージャが手掛けたものです。
日本人建築家 板茂(プリツカー賞受賞)とジャン・ド・ガスティヌによって共同設計。屋根は中国の帽子をイメージしています。ポンピドゥー・センター・メスは、コンテンポラリーアートに焦点を当てた美術館で、展覧会、アートパフォーマンス、カンファレンス、レセプションなどが常に開催されています。
市の中心、サント=クロワの丘に位置する美術館は、ローマ時代の浴場、中世時代の個人邸宅、18世紀の修道院など、様々な時代の建築物に取り囲まれています。素晴らしい建築様式を誇る美術館では、ガロ=ロマン時代の考古学品、中世時代の芸術、ボーザールのコレクションを展示しています。
ネオロマネスク建築の存在感あるメス駅舎は、ドイツ併合時代に建設されたものです。フランスで最も美しい駅に1回以上選ばれたことのある駅舎には、建築様式の特徴を備えた美しいフリーズと浮き彫り細工で飾られた待合室があります。
現在も利用されているフランスで最も古いオペラ-劇場(1738年-1752年)および行政庁舎(現在は県庁舎)は、18世紀当時、この島に建つ唯一の建築物でした。1904年、島の最西端に位置するアムール庭園内にタンプル・ヌフが建築されまhした。
中世時代にはシャンジュ広場と呼ばれていましたが、18世紀にサン=ルイ広場の名前が付きました。この広場では移動遊園地や市場などが開催され、中世都市の謎に包まれていました。アーケード、低いやね、ジョーモン石の金色の輝き、メス住民に人気の高いお出かけスポットの1つです。
メスの東側入り口に位置する要塞ともいえるドイツ人門。現在では展覧会場として利用されています。城壁に沿って整備された散策道によって、セイユ川とモゼール川の河岸を眺めることが出来ます。これは、自然を満喫しながらも歴史ある遺産を発見するには最適な散策道です。城壁の各塔に中世時代の職業の名前が付けられていることから、シュマン・デ・コーポラシオンからは過去を学ぶことが出来ます。
サン=ピエール=オ=ノネ教会(4世紀)は、フランスで最も古い教会の1つです。最初は4世紀にローマ浴場の小宮殿として利用されていましたが、中世時代にベネディクト会修道院となります。その近くには、7世紀末頃にタンプリエ礼拝堂が建設されました。
19世紀に弾丸倉庫として建築された建物で、1989年に建築家リカルド・ボフィルによって再開発が行われました。現在では、座席数1300席を誇るコンサート会場として利用されており、オープン式典の際にはムスティスラフ・ロストロポーヴィチが「フランスで最高の音響設備」と称えました。
広さ625㏊の緑地が広がるメスは、フランスで最も自然溢れる都市の1つです。1970年代に整備された貯水池は、家族または友達とのお出かけが大好きなメス住民にとって、散歩やスポーツ、ピクニック、ボートに乗る、またはただシンプルにリラックスするために人気の場所です。
ロベール・シューマンは、メスから約5キロほど離れた小さな村シー=シャゼルに居住していました。モゼル県議会の管轄下にあり、シューマンの生家はメゾン・ド・ヨーロップとも呼ばれるヨーロッパセンターが開設されています。
2014年にオープンした、ドイツ帝政時代(1871年-1918年)のアルザス地方とロレーヌ地方の1部に関連する普仏戦争・領土併合に焦点を当てた唯一の博物館です。ドイツによる統合、併合間の生活、第一世界大戦間際の緊張感など、この戦争に対する疑問を新しい角度から迫ります。
1840年、歴史的建築物に指定されたアルス=シュール=モゼルのローマ水道橋遺跡は、2世紀に建築されたディヴォドラム(古代ローマ時代のメス)の様子を物語る重要な建築物です。元々は1.2kmの長さのあった水道橋のほんの一部となる17のアーチのみが残されています。
木々の生い茂る空間に囲まれ、モゼル渓谷の方角を向いたクルーセル城。周りを取り囲む緑地により、非常に快適な滞在場所となっています。庭園の奥にそびえ立つクルーセル城は、文化遺産や芸術、様々なイベントの開催場所として利用されています。
広さ15haの果実円で、日常生活を忘れるような寛ぎの時間をお過ごしください。テーマ別に分かれた22の庭、庭師の講習会、季節に合わせたメニュー、是非とも参加したいイベントなど、楽しみが満載です!同様に果樹やアート作品の並ぶ散策道を満喫してください。